ホーム

 近年、多くの分野でサステイナブルという言葉が注目を集めるようになりました。この言葉が広まった発端は、1992年、リオデジャネイロで開催された国連地球サミットが採択したアジェンダ21内での言及でした。その背景には20世紀後半における人口の爆発的な増加と産業の発展が、有限な地球環境に対して適合しないものになってきたことにありました。

 現在の我が国の医療が直面した状況も、当時の世界開発と似た状況にあるのではないでしょうか。高齢化と医療の高度化により社会保障費は年々増加し、先進国並みの経済成長率を脱せない我が国の財政を圧迫しているといわれます。しかしながら安易に社会保障費を削るという解決策は問題の裏返しに過ぎず、最適な解決策にはなりません。社会保障費は必要なときに医療介護を受けられることを保障してくれるものであり、誰もが安心して暮らせる社会であるための根幹であるからです。

 こうした困難な状況の中で、現場の医療者の多くは日々ジレンマを抱えながら診療しています。「この治療をこの患者さんにしては医療費は無駄だろうか、いや、しかしそれでも目の前のこの人をよくしてあげたい」と。私たちは社会にとっての最適と個人にとっての最適を矛盾しない形で実現できる「持続可能な医療」を目指し、Sustainable Medicine ,Incを立ち上げました。IT技術と現場のニーズのあいだで有機的な連携をとることで、今までになかった価値を生み出すソリューションを実現し、現在の状況を変えられると信じております。

Sustainable Medicine, Inc